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トマポケ

野球のあれやこれやを語ります

中日ジョーダンが再契約 長所はどこだ? そして起用法はどうする?

 

www.sanspo.com

中日ドラゴンズジョーダンと再契約に至った。しかし、6勝6敗 防御率4.24と微妙な存在。どうやら他の新外国人との契約がまとまらなかったようだが、長所はあるのだろうか、そして起用法はどうなるのか。

 

ジョーダンの長所はこれだ!

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※2016年ジョーダンの成績

上の表を見ると、奪三振の多さに気がつく。奪三振108は文句無しでチームトップ。奪三振8.03も100イニング以上投げた投手のなかではチームトップの数字だ。同じリーグで比較すると巨人のマイコラスが奪三振8.25と近い。

 

球種で見ると、ジョーダンは基本的にストレートスライダーチェンジアップを投げる投手だ。

メジャーでは特にスライダーとチェンジアップが武器だった。しかし、日本ではストレートが生きた。

baseballdata.jp

データで楽しむプロ野球さんを見ると、ジョーダンのストレート被打率は.215。空振り率も9.79と高い。ちなみに比較として挙げると日本ハム高梨裕稔のストレートが被打率.195 空振り率8.33

平均して140km台前半くらいの速さではあるが、左腕としては、それなりの速さなので打者としては打ちづらかったと思われる。

このストレートが一番の武器と言っていい。メジャー時代と比べるとストレートも変化球も劣化したが、速球派左腕が少ない日本ではまだ通用したということか。

(もっともジョーダンはメジャー時代に違法薬物を使用していたようなので、単純に劣化とは言いづらい部分もある。まだ30歳だし劣化には早い気がする)

 

一方で短所は?

はっきり言うと短所の方が多い。

まずは、コントロールの悪さ。与四球率4.02は比較対象が難しいのだが、阪神のマテオやドリスが近い。四球だけならまだしも、ここに死球8、暴投5が加わるとさらに悪化する。死球はリーグ2位タイ。暴投はリーグ3位タイの数字だ。

このコントロールではなかなか投球が安定せず、4失点以上した試合が7回あった。

また、制球が悪いとそのぶん球数が増え、長いイニングを投げることも難しくなる。6回以上投げた試合も11試合だ。先発登板した試合の平均イニングも5回2/3と少ない。

 

さらにストレートは速いのだが、綺麗な回転でフライが上がる。おかげで内野フライもかなりの数を奪っているのだが、そのぶん外野フライも多くなる。

本拠地の広いナゴヤドームとは相性が良く、防御率2.01 6勝1敗という成績なのだが、逆に言うとナゴヤドーム以外では勝ち星を挙げておらず、成績が悪い。

特に、狭い神宮球場とは相性が悪く、3試合で12イニング投げて被本塁打5 防御率12.75と悲惨の一言。

 

まとめ
  • ストレートで空振り、三振を奪える。
  • 球数が多くなってしまうので、先発では厳しい。
  • 投げる球場を考えて起用したい。

これらの特徴を考えると、リリーフで使ったほうがいいということになる。

元々アメリカではリリーフとして投げていたので、月並みな結論に終わったが、本人のこだわりが無ければ戻すべきだろう。

規定投球回到達者がゼロだったように、先発が足りない事情はわかる。昨季121回投げた投手をリリーフに回すのは勇気がいることは確かだ。

しかし、先発で使うにしても、なんとかやりくりして狭い球場では投げさせないようにローテーションを回したい。それだけを願う。

 

 

 

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